鋼材の加工・販売なら麻布成形株式会社
 短納期・小ロットにもすぐに対応致します。

私たちの周りに存在する金属で最も身近なものは鉄ですが、基本的に純度100％の状態では使われていません。その理由は、純度100％の鉄は強度が非常に弱く脆いため、使い物にならない場合が多いからです。日常で目にするのは鉄ではなく、鋼という2％以下の炭素を含んだ鉄の合金です。一口に「鋼」と言ってもその種類は数多くあります。

こちらでは、鋼管の特殊形状加工・精密切断を承る麻布成形株式会社が、鋼の種類と特徴を簡単にご紹介いたします。

耐久性が低く錆びやすい純度の高い鉄は加工がしにくいため、工業製品の材料として使用されることはほとんどありません。炭素やその他の金属の配合率によって鋼の性質は異なり、耐久性や靭性といった特徴を考慮した上で工業製品の材料に使用されています。

炭素量が多いと材料は硬くなりますが、粘り強さは落ちてきてしまいます。鋼の粘り強さとは折れにくさのことであり、硬さと粘り強さを同時に高めることはできません。

工業用で主に使われる鋼の種類は、2つあります。

先ほど紹介した主な鋼の2種は、それぞれに最適な用途があります。

SS材は鉄鋼系の中では耐熱性が低い方です。しかし、一般的な産業、工業用途では特に問題なく使える上、非常に安価という特徴があるため、広い分野で鋼管として使用されています。もっともメジャーなのはSS400であり、こちらは市場によく出回っています。

SS400は鉄鋼材料の中では非常に柔らかい方に分類されているため、高い硬度や耐摩耗性が必要な場所には向いていません。溶接に関しても基本的に問題なく使用できますが、板厚が50mmを超えてしまうと、溶接構造用圧延鋼材が必要になるため注意しなければいけません。強い負荷や圧力がかかるような用途や高いレベルの溶接性などが必要な場合は鋼管・鋼材を検討しなければいけません。

炭素鉄鋼材S-C系は、機械部品など多くの用途で利用されています。その中でもよく使われるのはS20CからS40Cあたりで、鋼管をはじめ、機械の部品や部材など、幅広い用途で利用されています。S45Cは熱処理をすることによって、機械的性質が向上するという特性があるため、一般的には熱処理を施したものがよく使用されます。

鋼材は用途に応じて適した種類を選ぶのはもちろん、必要に応じて曲げたり穴を開けたり、角度をつけて切断したりといった形状加工が必要です。

麻布成形株式会社では鋼管・形鋼の形状加工を行っております。精密切断やレーザーを使った特殊形状加工はお任せ下さい。

麻布成形株式会社では、鋼管・形鋼の加工や販売を行っております。定尺サイズの鋼材をお客様のご要望通りの寸法に切断・加工してご提供いたします。鋼材の精密切断・特殊形状加工はお任せ下さい。

鋼管を特殊形状加工することで、自由度の高いレイアウトによる施工条件への適合や強度の向上が期待でき、後工程の簡略化にもつながります。

お客様のニーズにお応えできるよう努めておりますが、時には実現が困難な形状もございます。使用用途をお知らせいただければ、代替案のご提案をさせていただきます。

サイト内には丸パイプや角パイプなどの精密切断の事例がございます。加工例をご覧になりたい方は、こちらからご確認下さい。

また、切断・形状加工を施していない在庫鋼材の販売も致します。在庫商品は表面処理鋼管や表面処理丸パイプ、表面処理C形鋼・軽溝、ZAMのスモール角・中継角・丸・C形鋼・アングル・軽溝を取り扱っております。少量・短納期といったご希望にも対応いたします。お気軽にご相談下さい。