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29.鋼材の切断加工販売・レーザー加工販売を行う麻布成形株式会社 アルミ・ステンレスの特性

鋼材は腐食しやすいため、めっき加工などの表面処理が欠かせません。同じ金属でも腐食に強いのが、アルミやステンレスです。高い耐食性を活かして様々な場面で使用されています。

この記事ではアルミとステンレスの特性について簡単にご紹介いたします。

アルミの特性について

綺麗に積まれた多くのアルミ

腐食しにくい

鉄と比べて耐食性も高く、空気中では緻密で安定な酸化皮膜を表面に形成するため、腐食を防止することが可能です。しかし皮膜は非常に薄く、環境によって腐食する場合もあります。

柔らかく加工しやすい

アルミは加工性が非常によいのも魅力です。塑性加工がしやすいため、紙のように薄くしたり、複雑な形状に成形したり出来るため広い用途で使用されています。

熱伝導率が高い

熱伝導率が高くすぐに冷えるといった特性を活かし、冷暖房装置やエンジン部分、各種熱交換器やソーラーコレクターなどに利用されています。切削や研削加工の際に発生する熱もすぐに逃げるため、形状加工の際に局部的な温度上昇が少なく、歪みや研削焼けが発生しにくいのが特徴です。一方、その熱伝導率の高さが、熱を用いた加工にマイナス要素となる場合もあります。

軽い

アルミの中で最も特徴的なのが、その軽さです。鉄や銅の1/3程度の重さしかなく、同じ体積で使用するならアルミの方が軽いです。合金化することである程度の強度も得られるため、軽量化が求められる航空機やスマホの素材、建築物の屋根素材など、様々な用途で使用されています。

磁気を帯びない

アルミは磁気を帯びないため、各種計測機器や磁気による障害が懸念される電子医療機器、メカトロニクス機器などに活かされています。

ステンレスの特性や加工方法について

ステンレス

腐食しにくい

鉄に12%以上のクロムや他の金属を添加させてできたステンレスは、主成分の鉄よりも先にクロムが酸化して表面に酸化クロムの皮膜を作ります。そのため、耐食性や防錆性能が向上しています。傷がついた際も表面に新しい酸化被膜が再生されるため、光沢が保たれるのも特徴です。

強度が高く加工しにくい

合金であるステンレスは鉄や鋼よりも強度が高く、粘りもあります。そのため形状加工が難しく技術を要する金属です。曲げ加工しても変形が若干元に戻るスプリングバックが発生するため、その点も加味して加工する必要があります。

熱伝導率が低い

アルミと違って熱伝導率が低く、保温性が高いといった特徴があります。そのため、スープジャーや水筒、タンブラーの内壁にはステンレスが使用されています。

鉄と同等の重さ

含まれている金属の種類によって多少異なりますが、鉄や鋼と体積比による重さはほとんど変わりません。

種類によって磁気を帯びることがある

ステンレスは添加する合金元素によって種類が異なり、磁性を持つもの(フェライト系・マルテンサイト系)と持たないもの(オーステナイト系)があります。非磁性のオーステナイト系でも冷間加工によって磁性が発生することもあります。

磁石の影響を受ける機器にステンレスを使用する場合には、材料選定が必要です。

麻布成形株式会社では鋼材、ステンレス、アルミなどの加工販売も承ります。

鋼材・鉄・ステンレス・アルミなどの加工販売(切断加工や3次元レーザー加工)を行う麻布成形株式会社

麻布成形株式会社では鋼材の定尺販売から加工販売(3次元レーザー加工、切断加工)に対応しております。

切り欠き加工や切断加工、タップ加工、穴あけ加工などは自社で行いますが、メッキ加工や摩擦面処理、ベンダー曲げ加工などは外注にて対応いたします。

切断加工はお客様のご希望の長さに直角切りするだけでなく、角度切りや両切り、送り切り、片切りといった加工も可能です。特殊切断も承りますので、ご相談下さい。

鋼材だけでなく、アルミやステンレスの特殊形状加工も承ります。短納期・小ロットをご希望される場合も、お気軽にご相談下さい。

鋼材(ステンレス・ステンレス)の加工販売・切断 麻布成形株式会社

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