鋼板鋼管、ZAM材の加工、溶接、塗装・販売なら麻布成形株式会社
短納期・小ロットにもすぐに対応致します。

〒279-0025
 千葉県浦安市鉄鋼通り1-9-3

TEL 047-353-9101



45.軽量形鋼へのめっき加工で耐食性と強度を両立させる方法と品質管理

めっき加工で軽量形鋼の寿命を延ばす処理方法と検査のポイント

軽量形鋼を屋外や湿度の高い環境で使用する場合、めっき加工による防食処理が製品寿命を左右する大切な要素となります。薄板を冷間成形した軽量形鋼は、軽さと加工しやすさが魅力である一方、板厚が薄いため腐食の影響を受けやすい側面も持っています。適切なめっき処理を施すことで、素材本来の特性を活かしながら耐食性を付与できますが、処理方法の選定や品質管理を誤ると、強度低下や早期劣化につながるおそれもあります。

ここでは、軽量形鋼とめっき加工を組み合わせる理由や強度を維持しながら処理を行う方法、品質確保のための検査項目まで解説していきます。技術者が押さえておくべきポイントをわかりやすくまとめました。

軽量形鋼のめっき品加工なら麻布成形株式会社へ

軽量形鋼は薄板を冷間成形して製造される鋼材で、軽さと加工のしやすさから建築や設備など幅広い分野で採用されています。ただし板厚が薄いため、屋外や湿度の高い環境で使用する場合は腐食対策が欠かせません。めっき加工を施すことで表面に保護皮膜を形成し、耐食性を高めて製品寿命を延ばせます。

麻布成形株式会社は、表面処理鋼管やZAM®材をはじめとする高耐食鋼材を豊富に在庫しており、C形鋼や軽溝といった軽量形鋼も取り扱っています。3次元レーザー加工機による精密な切断や穴あけ加工にも対応しており、金型不要で小ロットから製作できる点が強みです。材料調達から加工、検査、納品までを一貫体制で行い、ISO9001認証に基づく品質管理のもとで安定した製品をお届けしています。使用用途に応じた最適な加工案の提案も行っていますので、軽量形鋼のめっき品加工についてお悩みの際はお気軽にご相談ください。

軽量形鋼とめっき加工を組み合わせる理由と得られる効果

軽量形鋼とめっき加工を組み合わせる理由と得られる効果

軽量形鋼は薄板を冷間成形して製造される鋼材で、板厚1.6mmから3.2mm程度のものが一般的です。重量形鋼と比較して軽く、加工しやすいという利点がある一方で、薄い板厚ゆえに腐食の影響を受けやすい側面も持っています。屋外や湿度の高い環境で使用する場合、腐食対策が製品寿命を左右する大切な要素となります。

めっき加工と軽量形鋼を組み合わせることで、素材本来の軽さや加工性を維持しながら、耐食性という新たな特性を付与できます。鉄は空気中の酸素や水分と反応して錆びやすい性質を持ちますが、めっき処理によって表面に保護膜を形成すれば、腐食因子から素材を守れます。

耐食性の向上

亜鉛めっきに代表される防食めっきは、素材表面を均一に覆うことで微小な傷や欠陥が腐食の起点となることを防ぎます。亜鉛には犠牲防食作用があり、万が一めっき層に傷がついても、周囲の亜鉛が先に溶け出して鉄の腐食を抑制する働きがあります。

製品寿命の延長

表面処理を施していない軽量形鋼は、設置環境によっては数年で錆が進行してしまうこともあります。めっき処理を施した鋼材であれば、メンテナンス頻度を下げながら長期間にわたって性能を維持できるでしょう。

後工程の簡素化

あらかじめめっき処理が施された鋼材を使用すれば、加工後に別途防錆処理を行う必要がなくなります。工数削減とコスト抑制の両面で効果が期待できます。

軽量形鋼を屋外設備や湿気の多い環境で採用する際は、素材選定の段階からめっき処理の有無を検討することをおすすめします。

軽量形鋼の強度を維持しながらめっき処理を施すポイント

軽量形鋼の強度を維持しながらめっき処理を施すポイント

軽量形鋼は板厚が薄いため、めっき処理の方法によっては熱影響や応力で変形が生じる可能性があります。強度や寸法精度を保ちながら防食性能を付与するには、素材特性に適した処理方法の選定が欠かせません。

めっき処理には電気めっきと溶融めっきの2種類があります。電気めっきは常温に近い環境で処理するため薄板材への適用に向いており、溶融めっきは厚い皮膜を形成できる反面、高温処理による熱ひずみへの配慮が必要です。

熱変形への対策

溶融亜鉛めっきは450度前後の高温浴に浸漬するため、板厚の薄い軽量形鋼では反りやねじれが発生しやすくなります。熱処理後の寸法変化を見込んだ設計や、変形を抑えるための治具使用などの対策が求められます。

皮膜厚さと寸法公差の調整

電気めっきは膜厚が薄く寸法精度を維持しやすい一方、耐食性には限界があります。溶融めっきは耐食性に優れますが、皮膜が厚くなる分だけ仕上がり寸法が変わるため、嵌合部品や精密な組立が必要な箇所では事前の寸法調整が必要です。

プレめっき鋼板の活用

後工程での熱影響を回避する方法として、あらかじめめっき処理された鋼板から軽量形鋼を成形する手法があります。亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを加えた高耐食めっき鋼板を使用すれば、成形後のめっき工程を省略しながら高い耐食性を確保できます。

処理方法を決定する際は、使用環境の腐食条件と寸法精度のバランスを考慮してください。屋外や湿度の高い場所で長期間使用する場合は、皮膜の厚さと密着性を重視した選定が製品寿命に直結します。

めっき加工された軽量形鋼における検査と品質保証のポイント

めっき処理を施した軽量形鋼が設計どおりの性能を発揮するかどうかは、適切な検査体制にかかっています。屋外や湿度の高い環境で使用する場合、めっき皮膜にわずかな欠陥があるだけでも、そこを起点に腐食が進行してしまうおそれがあります。納入前の検査項目と判定基準を把握しておくことで、品質トラブルを未然に防げます。

主な検査項目と確認内容

外観検査

めっき表面にムラやふくれ、ピンホール、剥離などがないかを目視で確認します。光沢や色調の均一性も判定対象となり、仕上げ状態の指定がある場合はそれに適合しているかを照合します。

膜厚測定

電磁式や渦電流式の膜厚計を用いて、めっき皮膜の厚さを測定します。膜厚が薄すぎると耐食性が不足し、厚すぎると寸法公差を外れる原因となるため、指定範囲内に収まっているかの確認が必要です。

密着性試験

皮膜が素地にしっかりと密着しているかを確認する試験です。テープ剥離試験や曲げ試験などが用いられ、使用中に皮膜が剥がれるリスクがないかを評価します。

耐食性試験

塩水噴霧試験(SST)が代表的な手法で、一定時間塩水を噴霧した後に赤錆の発生状況を観察します。試験時間と錆の発生面積によって耐食性能を数値化できるため、異なる処理方法を選定する際にも有効です。

品質保証体制の確認

加工業者を選定する際は、ISO9001などの品質マネジメントシステム認証の有無も判断材料となります。検査成績書やミルシートの発行に対応しているかどうかも、トレーサビリティを確保するうえで確認しておきたい点です。使用環境が厳しいほど、検査と記録の精度が製品の信頼性を左右します。

【Q&A】めっき加工と軽量形鋼についての解説

Q1.軽量形鋼にめっき加工を組み合わせるメリットは何ですか?
A.軽量形鋼は軽さと加工しやすさが特徴ですが、板厚が薄く腐食の影響を受けやすい面があります。めっき加工を組み合わせることで耐食性を付与でき、屋外や湿度の高い環境でも製品寿命を延ばせます。
Q2.軽量形鋼の強度を保ちながらめっき処理を行うにはどうすればよいですか?
A.溶融めっきは高温浴に浸漬するため、薄板の軽量形鋼では反りやねじれが発生しやすくなります。熱変形を避けるには常温処理の電気めっきが有効です。あらかじめめっき処理された高耐食鋼板から成形する方法であれば、後工程での熱影響を回避できます。
Q3.めっき加工された軽量形鋼の品質はどのように確認しますか?
A.外観検査でムラやピンホールの有無を確認し、膜厚測定で皮膜の厚さが規定範囲内かを判定します。密着性試験や塩水噴霧試験も欠かせません。加工業者のISO9001認証取得状況も判断材料となります。

軽量形鋼のめっき品加工をお考えの方は麻布成形株式会社へ

会社名 麻布成形株式会社
本社住所 〒279-0025 千葉県浦安市鉄鋼通り1丁目9−3
TEL 047-353-9101
FAX 047-353-9119
URL https://www.az-azabu.com/

PAGETOP