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46.高耐食性角パイプの仕組みから選び方とメンテナンスまで徹底解説

高耐食性角パイプの基礎知識と耐久性を最大限に引き出すポイント

海岸部や化学工場など腐食リスクの高い環境で使用する角パイプには、高耐食性を備えた材料を選ぶことが欠かせません。従来の溶融亜鉛めっきでは十分な耐久性を確保できないケースも多く、近年は亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを添加した合金めっき鋼管が注目を集めています。高耐食性角パイプと一口に言っても、そもそも耐食性とは何を意味するのか疑問に思う方も多いでしょう。どのような仕組みで錆を防いでいるのか、導入後にどのような管理が必要なのかといった点も気になるところです。

ここでは、鋼材における高耐食性の意味と腐食のメカニズム、めっき技術の仕組みと進化、長寿命化につながるメンテナンスのポイントをわかりやすく解説します。厳しい環境下での材料選定にお悩みの方は、参考にしてください。

高耐食性角パイプの調達加工は麻布成形株式会社へ

高耐食性角パイプは、海岸部や化学工場周辺など腐食リスクの高い環境で使用される構造材として需要が高まっています。亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを添加した合金めっき鋼管は、従来の溶融亜鉛めっきと比較して数倍から十数倍の耐食性を発揮し、設備の長寿命化とメンテナンスコストの削減に貢献します。材料選定にあたっては、使用環境の腐食条件を見極めたうえで適切なめっき仕様や板厚を選ぶことが求められます。

麻布成形株式会社では、ZAM®材をはじめとする高耐食性めっき鋼管を豊富に在庫しており、小口販売から大量注文まで柔軟に対応しています。3次元レーザー加工機による高精度な切断や穴あけ加工にも対応しているため、複雑な形状の部品でも金型不要で短納期での製作が可能です。材料調達から加工、納品までをワンストップで提供できる体制を整えていますので、高耐食性角パイプの調達や加工でお困りの際はお気軽にご相談ください。

鋼材における高耐食性の意味と腐食を防ぐ仕組み

鋼材における高耐食性の意味と腐食を防ぐ仕組み

金属は空気中の酸素や水分と反応して酸化し、錆びが発生します。鋼材も例外ではなく、屋外や湿気の多い環境ではとくに腐食が進みやすくなります。高耐食性とは、この腐食に対する耐性が優れていることを指します。

錆びが発生するメカニズム

鉄が水分に触れるとイオン化が起こり、空気中の酸素と結びついて酸化鉄、つまり赤錆が生成されます。海岸部では塩分の付着により吸湿性が高まり、腐食が加速します。化学工場周辺のように酸性ガスやアルカリ性物質にさらされる環境でも、通常の鋼材では短期間で劣化が進みます。

高耐食性を実現するアプローチ

素材そのものが錆びにくい金属を使用する方法

ステンレスやアルミニウムは、表面に不動態皮膜と呼ばれる薄い酸化膜を自然に形成します。この皮膜が空気や水分を遮断し、傷がついても再生されるため継続的な防錆効果を発揮します。

表面処理によって防錆機能を付与する方法

鉄鋼材料の表面にめっきや塗装を施すことで、酸素や水分との接触を防ぎます。亜鉛めっきでは皮膜が傷ついても亜鉛が鉄より先に溶け出す「犠牲防食」が働きます。近年は亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを添加した高耐食めっき鋼板も普及しており、従来の溶融亜鉛めっきと比較して数倍から十数倍の耐食性を実現しています。

厳しい環境で角パイプを選定する際は、使用場所の腐食リスクを見極め、適切な耐食性を備えた材料を選ぶことが長寿命化につながります。

高耐食性を支えるめっき技術の仕組みと進化

高耐食性を支えるめっき技術の仕組みと進化

従来の溶融亜鉛めっきは、高温で溶かした亜鉛のプールに鋼材を浸して表面に被膜を形成する技術です。亜鉛の被膜が空気や水分を遮断することで腐食を防ぎ、沿岸部の構造物や橋脚など屋外部材に広く採用されてきました。ただし、塩害が激しい環境や化学物質にさらされる現場では、十分な耐久性を確保できないケースも少なくありません。

合金めっきによる耐食性の飛躍的向上

近年普及が進んでいるのが、亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを添加した合金めっき技術です。これらの元素が複合的に作用し、従来の溶融亜鉛めっきと比較して10倍から20倍もの耐食性を実現しています。

緻密な保護皮膜の形成

合金めっきの表面には、マグネシウムとアルミニウムの酸化物からなる緻密な皮膜が形成されます。通常の亜鉛めっきでも保護皮膜はできますが構造が粗く、水分や酸素を通してしまいます。合金めっきは皮膜が緻密なため腐食の進行を大幅に抑制できます。

切断面の自己修復機能

加工によって鋼材の地肌が露出した切断面でも、周囲のめっき層から溶け出した成分が徐々に保護皮膜を形成します。数か月程度で切断面を覆うため、補修塗装を施さなくても一定の耐食性を維持できます。

犠牲防食作用による保護

めっき層に傷がついて鉄の素地が露出しても、亜鉛は鉄よりイオン化傾向が高いため先に溶け出します。この電気化学的な作用で鉄を守る仕組みが犠牲防食です。合金めっきでは犠牲防食に加えて緻密な保護皮膜が形成されるため、過酷な環境下でも長期間鋼材を保護し続けます。

こうした技術の進歩により、海岸部や工業地帯でも適切なめっき鋼材を選定すれば従来より格段に長い耐用年数を期待できます。

高耐食性角パイプの寿命を延ばすメンテナンスのポイント

高耐食性のめっきが施された角パイプであっても、使用環境や取り扱い方によっては本来の性能を発揮できないことがあります。適切なメンテナンスで耐用年数を最大限に引き出し、設備の長寿命化とコスト削減につなげましょう。

保管時の注意点

角パイプを屋外に放置したり雨ざらしで保管したりすると、めっき表面に白錆が発生する原因になります。高湿度の環境や亜硫酸ガスが漂う場所も好ましくありません。乾燥した清浄な屋内で保管し、梱包材が破損した場合は速やかに補修してください。コイルやシートを長期間積み重ねた状態で放置すると、表層の酸化膜が成長してめっき表面が黒色に変色することもあるため、在庫であってもできるだけ早めに使用することをおすすめします。

定期点検と補修のタイミング

設置後は定期的に目視点検を行い、めっき層の損傷や錆の発生状況を確認します。切断面は時間とともに保護皮膜が形成されますが、溶接部や加工で削った箇所は皮膜が失われているため注意が必要です。傷や剥離が確認された場合は、ジンクリッチペイントなどの補修塗料で防錆効果を回復できます。放置すると傷口から腐食が進行するため、発見次第早めに対処してください。

もらい錆への対策

錆びた鉄製品や鉄粉が付着すると「もらい錆」を起こして腐食が進むことがあります。施工現場では他の鉄材との接触を避け、付着した異物は速やかに除去してください。日常的な清掃と点検の習慣化が、角パイプの性能を長く維持する秘訣です。

【Q&A】高耐食性角パイプの鋼材選びと管理についての解説

Q1.鋼材における高耐食性とはどのような意味ですか?
A.高耐食性とは、腐食に対する耐性が優れていることを指します。鋼材は水分に触れるとイオン化し、酸素と結びついて錆が発生します。塩分や化学物質にさらされる環境では腐食が加速するため、高耐食性の材料選定が欠かせません。
Q2.高耐食性めっきはどのような仕組みで錆を防いでいますか?
A.亜鉛にアルミニウムやマグネシウムを添加した合金めっき技術により、従来の溶融亜鉛めっきと比較して10倍から20倍の耐食性を実現しています。緻密な保護皮膜の形成に加え、傷がついても亜鉛が先に溶け出して鉄を守る犠牲防食作用が働きます。
Q3.高耐食性角パイプのメンテナンスで気をつけるべき点は何ですか?
A.保管時は乾燥した清浄な屋内で管理し、雨ざらしや高湿度環境を避けてください。設置後は定期的に目視点検を行い、傷や剥離が見つかった場合はジンクリッチペイントで早めに補修します。錆びた鉄製品との接触によるもらい錆にも注意が必要です。

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