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48.3次元レーザー加工の技術と従来方法との違いを設計工程とあわせて紹介

3次元レーザー加工を基礎から学ぶ技術の仕組みと設計から完成までの流れ

3次元レーザー加工とは、金属パイプや形鋼といった立体的な部材に対して、切断や穴あけを高精度で行う加工技術です。従来のプレス加工や2次元レーザー加工では対応が難しかった複雑な形状も、1工程で仕上げられるようになりました。

製造現場では「金型製作のコストを抑えたい」「小ロットでも柔軟に対応してほしい」「試作から量産までスムーズに進めたい」といった声が多く聞かれます。3次元レーザー加工は、こうした課題を解決する手段として建築や自動車、機械設備といった幅広い分野で導入が進んでいます。

ここでは、3次元レーザー加工の基本的な仕組みと技術的な特徴、従来の加工方法との違い、そして設計データから製品完成までの具体的な流れをわかりやすく解説していきます。

3次元レーザー加工のご依頼は麻布成形株式会社へ

3次元レーザー加工は、丸パイプや角パイプ、LアングルやH形鋼といった立体的な鋼材に対して切断や穴あけ、切り欠きを高精度で行う技術です。金型が不要なため初期コストを抑えられるほか、CADデータをもとに1工程で複雑な形状を仕上げられます。試作品の製作や小ロット生産、短納期対応が求められる現場で広く活用されています。

麻布成形株式会社では、3次元レーザー加工機を活用し、最大12,000mmの長尺材にも対応した加工サービスを提供しています。鉄だけでなくステンレスやアルミの加工にも対応しており、図面は手書きでも受け付けています。使用用途をお伝えいただければ、最適な加工方法を提案し、実現が難しい形状についても代替案を検討いたします。ISO9001とISO14001を取得しており、品質管理と環境配慮の両面で安心してご依頼いただける体制を整えています。材料調達から加工、塗装、検査、納品までワンストップで対応できる点も麻布成形株式会社の強みです。

3次元レーザー加工とはどのような技術なのか基礎から解説

3次元レーザー加工とはどのような技術なのか基礎から解説

3次元レーザー加工は、金属パイプや形鋼といった立体的な部材に対して、切断や穴あけを高精度で行う技術です。従来の加工方法では複数の工程に分けて作業する必要がありましたが、この技術なら1回の工程で複雑な形状を仕上げられます。

加工機がワークを立体物として認識し、X軸・Y軸・Z軸の3方向へ自在に動くことで、丸パイプや角パイプなどさまざまな形状の部材に対応できます。平面的な板金加工を得意とする2次元レーザーとは異なり、パイプの側面や曲面にも直接レーザーを照射できる点が特徴です。

加工の原理と動作の流れ

3次元レーザー加工機は、高エネルギーのレーザービームを光学系で制御しながらワーク表面に照射します。光学系には鏡やレンズが組み込まれており、レーザー光を正確に焦点化することで精密な加工を実現しています。

実際の加工では、CADで作成した設計データをCAMソフトウェアに読み込み、レーザーの軌道や加工条件をプログラムします。加工機が自動でレーザービームの位置を制御し、設計通りの形状へと仕上げていきます。コンピューター制御による自動化により、手作業と比較して加工時間の短縮と精度の安定化が図れます。

非接触加工ならではの利点

レーザー加工は工具がワークに直接触れない非接触方式です。物理的な力がかからないため、材料に歪みや変形が生じにくく、薄肉のパイプでも安定した品質を保てます。刃物やドリルのような消耗品も発生しないため、加工精度が長期間維持されやすい点も利点です。

他の加工方法にはない3次元レーザー加工ならではのメリット

他の加工方法にはない3次元レーザー加工ならではのメリット

パイプや形鋼の加工には、従来プレス加工や2次元レーザー加工、鋸切断といった方法が用いられてきました。それぞれに得意分野があるものの、立体的な部材への複雑な加工では制約が生じるケースも少なくありません。

3次元レーザー加工は、複雑な形状やハイテン材(高張力鋼板)、超ハイテン材(980MPa級以上)の切断において有効です。

ハイテン材は非常に硬いため、従来のプレス加工では金型の摩耗が激しく、頻繁なメンテナンスが必要でした。3次元レーザー加工は非接触加工であるため、材料の硬さに左右されず、刃物の摩耗を気にすることなく安定した精度で切断できます。

2次元レーザー加工との違い

2次元レーザー加工機はX軸とY軸の2方向に動くため、主に板金といった平面的な材料の切断に適しています。パイプ加工にも対応できますが、ヘッドを動かせる範囲が限られるため、パイプを回転させながら垂直方向からレーザーを当てる形になります。

この方式で丸パイプを斜めにカットすると、突き合わせた際に隙間が生じやすくなります。一方、3次元レーザー加工ではヘッドが自在に角度を変えられるため、切断面を精密にコントロールでき、溶接時の密着性が向上します。丸穴加工も、2次元では楕円形になりがちですが、3次元なら真円に近い形状で仕上げられます。

プレス加工との違い

プレス加工は、上下方向の動きで材料を挟み込んで切断や穴あけを行う方式です。パイプの上面や下面への加工は得意ですが、側面への同時加工には対応しにくい特性があります。側面加工には向きを変えて再セットする必要があり、工数が増えてしまいます。

また、プレス加工では形状ごとに金型を製作しなければなりません。金型製作には費用と時間がかかるため、試作品や小ロット生産ではコスト面で不利です。3次元レーザー加工は金型が不要で、CADデータから直接加工できるため、多品種少量生産や仕様変更にも柔軟に対応できます。

設計データから製品完成までの3次元レーザー加工の流れ

3次元レーザー加工では、設計データをもとに加工機が自動で切断や穴あけを行います。従来のように複数の工程を経る必要がなく、データ入力から加工開始までの時間を大幅に短縮できる点が製造現場で評価されています。

CADによる3Dモデリング

最初の工程は、製品形状をCADソフトウェアで3次元モデルとして作成することです。3DCADデータがすでにある場合はそのまま使用でき、2次元図面や手書きの図面からでもモデリングで対応できます。SOLIDWORKSをはじめ、STEPやIGESといった主要な3Dデータフォーマットに対応している加工業者が多く、データの受け渡しもスムーズです。

CAMによる加工プログラムの作成

3Dモデルが完成したら、CAMソフトウェアでレーザーの軌道や加工条件をプログラムします。この段階で干渉チェックや加工順序の最適化といったシミュレーションを実施し、問題点を事前に洗い出せます。

プログラム入力は数時間程度で完了するケースが多く、金型製作のように数週間を要しません。仕様変更もプログラム修正だけで対応できるため、設計変更が頻繁な案件にも柔軟に対応できます。

レーザー加工と仕上げ

プログラム完成後、加工機にデータを転送して自動加工がスタートします。コンピューター制御により設計データ通りの寸法精度で加工が進み、必要に応じてバリ取りや表面処理を施し、検査を経て製品が完成します。

【Q&A】3次元レーザー加工の技術と方法についての解説

Q1.3次元レーザー加工とはどのような技術ですか?
A.金属パイプや形鋼といった立体的な部材に対して、切断や穴あけを行う技術です。加工機がワークをX軸とY軸、Z軸の3方向で認識し、さまざまな形状に対応できます。CADとCAMの連携による自動制御で、高精度な加工を1工程で完結できます。
Q2.3次元レーザー加工は従来の方法と比べて何が優れていますか?
A.2次元レーザー加工では切断面に隙間が生じやすく、プレス加工では側面への同時加工が困難でした。3次元レーザー加工はヘッドが自在に角度を変えられるため、複雑な形状も精密に仕上げられます。金型不要でCADデータから直接加工でき、多品種少量生産にも対応できます。
Q3.3次元レーザー加工は設計から完成までどのような流れで進みますか?
A.CADで3次元モデルを作成し、CAMで加工条件をプログラムします。シミュレーションで干渉チェック後、加工機にデータを転送して自動加工を開始します。プログラム入力は数時間程度で完了し、設計変更もプログラム修正で対応できます。

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